こんにちは。
水素吸入に興味を持たれたお客様から、「家庭用水素吸入器は、どれを選べばよいのでしょうか?」というご質問をよくいただきます。
第六十二話の新聞コラムでは、水素吸入によって取り込まれた分子状水素が、肺から血液へ移動する仕組みについてご紹介しました。
水素吸入は、鼻カニューレなどを使って水素ガスを吸い込み、肺の奥にある肺胞から血液中へ取り込む方法です。
しかし、同じ水素吸入器でも、発生する水素の量や濃度、使用できる時間、メンテナンス方法などは機器によって大きく異なります。
今回は、ご家庭への導入を検討されている方に知っていただきたい、水素吸入器選びの基本をご紹介します。

水素濃度と水素発生量は同じではありません
水素吸入器の説明でよく見かけるのが、「水素濃度99.9%」「水素発生量600mL/min」などの数字です。
この2つは、似ているようで異なる意味を持っています。
水素濃度とは、発生または供給されるガスに含まれる水素の割合です。
一方、水素発生量は、機器が一定時間に発生させる水素ガスの体積を表します。一般的にはmL/min(1分間当たりのミリリットル)という単位が使われます。
例えば、水素濃度が高くても発生量が少ない機器もあれば、水素を酸素や空気と混合して供給する機器もあります。
さらに、機器の出口で測定した水素濃度と、実際に鼻や口から吸い込むガスの濃度が同じとは限りません。
そのため、数字だけで性能や体内への取り込み量を判断することはできません。

流量と使用方法も確認しましょう
もう一つ大切なのが、ガスの流量です。
流量とは、一定時間に供給されるガス全体の体積を指します。
水素だけを供給する機器と、水素と酸素などを混合して供給する機器では、同じ流量でも含まれる水素の量が異なる場合があります。
また、鼻カニューレを使うのか、マスクを使うのか、同時に何人が使用できるのかによっても、使い方は変わります。
水素発生量が多いほど健康効果が高いと証明されているわけではありませんので、目的や使用環境に合った機器を選ぶことが大切です。


安全性とメンテナンスは特に重要です
家庭用水素吸入器を選ぶ際、私が大切だと考えているのが、安全性と日々のお手入れです。
水素は可燃性のガスですので、機器の設計や安全機能、換気、火気からの距離など、メーカーが指定する使用条件を守る必要があります。
また、機種によっては、水の補充、フィルター交換、内部の洗浄、消耗品の交換などが必要です。
購入前には、次の点を確認するとよいでしょう。
・使用できる連続運転時間
・必要な水の種類と補充頻度
・フィルターや消耗品の交換時期
・保証期間と修理対応
・安全機能と使用環境の条件
・第三者による安全認証の有無と、その認証範囲
毎日使うものだからこそ、購入価格だけでなく、維持費や管理のしやすさも重要です。

まとめ(62-2)
家庭用水素吸入器を選ぶ際には、水素濃度、水素発生量、流量、連続運転時間、安全性、メンテナンス方法などを総合的に比較することが大切です。
私はこれまで複数の水素機器を使用してきましたが、数字だけでは分からない使いやすさや管理方法の違いもあると感じています。
ニューヨーク・マンハッタンのeaseNYでは、水素吸入の体験に加え、家庭用水素吸入器の選び方や導入についてのご相談も承っています。
初めての方も、すでに水素吸入を体験された方も、ご自身の生活スタイルに合った機器を選ぶために、どうぞお気軽にお問い合わせください。
次回の62-3では、サロンでの水素吸入体験から、ご自宅での水素吸入習慣へとつなげる際に考えておきたいことをご紹介します。
※本記事は一般的な科学・健康情報を目的としており、医療上の助言ではありません。水素吸入による特定の病気の治療・予防効果は確立されていません。機器の使用にあたっては、メーカーの安全上の注意を守ってください。
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